旅の仲間-シーン-4-
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ガンダルフを失った一行は悲しみに打ちひしがれる。しかし、止まっている時間はない。一行はロリアンの森に入ったところで、ハルディア率いるエルフ族に捕えられる。エルフの女王、ガラドリエルと夫ケレボルンの森である。一行はガラドリエルによってかくまわれる。 ガラドリエルは現在、過去、未来を映し出す不思議な水鏡を持ち、それをフロドに見せてくれた。怖気ずくフロドに「フロドよ、あなたは選ばれた指輪の持ち主なのです。どんなに小さな存在でも、未来の行く末変える力を持っているのです」と勇気づける。
フロドは自分が持っている指輪をガラドリエルに渡そうとする。ガラドリエルは指輪の誘惑に誘われる。自分がこの世界の闇の女王になれること。しかし、ガラドリエルは指輪の誘惑に打ち勝ち、フロドに指輪の破壊を告げる。また、ガラドリエルは一行の心の痛みなどを見透かし、改心させようとする。エルフの力に一行は驚かされる。
ガラドリエルは一行が再び旅に出るとき、エルフの道具をひとりひとりに渡す。全員にはエルフのマント。フロドには、暗闇に光を授かる水晶、サムはエルフのロープ、レゴラスはエルフの弓などであった。そして一行はアンドゥインの大河を渡りモルドールへと向かうのであった。
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