|
|
|
|
|
|
|
フロドとサムは皆の願い、滅びの山の火口にたどり着くことができた。しかし、谷底に落ちたかに思っていたゴラムが再び彼らを襲ったのだ。ゴラムには指輪を奪うことしかない。500年もの間友として一緒だった指輪をもう一度自分のものにしたいがためだ。また、フロドも指輪の魔力に心を奪われ、火口に到着したとたん人が変わってしまう。サムはフロドを信じるがゆえに、落胆する。指輪を付けたフロドにゴラムが襲い掛かった!ゴラムはフロドの指を食いちぎり、指輪を手に入れる。幸せそうな顔をして・・・フロドはわれに返り、ゴラムから指輪を奪おうとつかみ合う。そして・・・・・サムの目には二人一緒に火口へ落ちたかに見えた。フロドは崖につかまっているではないか。サムはこん身の力でフロドを救い上げる。ゴラムは指輪を片手に幸せそうな顔をして落ちていった。そして、指輪は火口の火によって溶ける運命となった。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
二人の長い旅は終わりを告げる。ミナス・ティリスに戻ったフロドたちは旅の仲間との再会を果たす。それぞれに役目を果たし、冥王サウロンを葬ったのだ。アラゴルンはアルウェンと結婚し、ゴンドールの王として君臨し、ローハン共々末永き平和を取りもどした。アラゴルンはフロド、サム、メリー、ピピンに「礼を言うのはこちらの方だ」といってひざまづく。ゴンドールの民も皆ホビットたちに感謝の意を表し、平和を喜んだ。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
そしてホビットたちは故郷シャイアに戻ってきた。みんなは何事もなかったように普通の生活をしていた。そんな村の光景を見ながら4人は、酒場で乾杯をする。サムがお気に入りの娘を射止め、結婚!数年経った頃、フロドは旅立ちの日を迎えていた。灰色港から西方の不死の国に旅立つのだ。船が迎えに来る。そこには、ガンダルフ、ガラドリエル、エルロンドたちが待っていた。指輪にかかわった人たちの旅立ちである。フロドはサムに「ホビットの冒険」の最後を書いてくれるよう本を手渡す。ガンダルフに手を引かれ船に乗り込み、旅立っていくのであった・・・・・ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|