二つの塔-シーン2-
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ウルク=ハイとオークにさらわれたメリーとピピンはエメオル率いるローハンの騎士たちの夜討から命からがら逃走することに成功した。そしてファンゴルンの森へと入っていった。追ってきたオークはファンゴルンの木の鬚に潰されメリーとピピンは助けられる。そして、メリー、ピピンはここから物語の重要な役割を担うこととなる。
2人を追ってきたアラゴルン、レゴラス、ギムリは一瞬落胆する。メリーとピピンがエメオルの夜討で果てたと思ったからである。しかし、アラゴルンは2人の足取りを的確に読み、ファンゴルンの森へ入って行ったのがわかった。3人は後を追って森の中へと入っていく。不吉な予感で、一行は眩しい光に遭遇する。なんとそこにはあの魔法使いガンダルフがいるではないか。3人は跪き、ガンダルフとの再開を喜ぶ。ガンダルフはバルログとの戦いの後、深い眠りにつき、白い魔法使いとして蘇ったのだ。そして、4人はローハンの王を救うべく出発する。
エドラス・・・セデオン王が治めるローハンの都である。しかし、王はサルマンによって操られ、生気を失っていた。グリマによっていいように国自体を操られていたのだ。エメオルの妹、エオウィンは華麗で剣も達者な女性である。婚約者であるセデオン王の息子がサルマンの手にかかり、命を落とし、途方に暮れていた。そんな時、ガンダルフ一行が現れたのである。
サルマンの魔法により、生気を失っていたセオデン王を白いガンダルフが救い、相談役だったグリマは追放される。ガンダルフはローハンに危機が迫っていることを進言。戦うことをセオデン王に助言する。セオデン王は民と共に、ヘルム峡谷に避難する事を決断。いよいよサルマンとの対決が迫ってきていた。
いよいよ、ヘルム峡谷へと移動が始まる。ガンダルフはエメオル率いるローハンの騎士たちを探しに旅立つ。「5日後の夜明けに東を見よ」を最後に…
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